ポルシェ 911S エンジン不調原因追求&調整作業を行いました。
1、エンジン、アイドル不調点検作業 ( 現状の排ガス値測定 システムライン&
冷間と温間時のコントロール&レスト等のフューエルプレッシャー測定許容範囲内
確認 エアフローセンサープレートポジション点検正常確認 温間時のミク
スチャー希薄状態確認。 )
2、冷間時、始動直後3分程は調子が良いがウォームアップ期間が過ぎるとアイドル
不調と回転の不安定に為っていたので、先ずは吸入エアー廻りの点検&修正実施。
( スロットルバルブリンケージ干渉部修正 スロットルバルブ廻りカーボン除去
&戻りが悪かったのでリターンスプリング追加 デセレーション追加バルブ点検
不良確認バイパスエアー流入確認の為に封鎖 インテークハウジングクラック
修正跡部と下部からの微量な2次エアー吸い込み確認。 とりあえず今の状態で
点火時期&ミクスチャー&スロー調整を行い、冷間&温間時の排ガス測定。
アイドル回転が少し高い状態ですが安定しました。 不良パーツ入荷後、再修理
予定 )
3、温間時、エンジン停止後の再始動不良点検修理でコールドスタートバルブ廻り点検
修理 ( 原因追求結果、コールドスタートバルブ配線が新設されていましたが
温間状態で作動する配線の取り回しになっていた為、ミクスチャー濃厚状態で再
始動不良が判明。 スロットルスイッチ&サーモタイムスイッチ作動点検正常
確認後、配線作成オリジナル回路で引き直し作業を実施。 )