アルファロメオ ジュリアスプリント GT ステージⅡ エンジン(腰下)取り外し、分解点検作業を行ないました。
クランクシャフトのスラスト方向に結構なガタが有ったので エンジンを分解して以下の作業を行ないました。
1、各部位測定(ピストン径、シリンダーライナー径、クランクシャフトジャーナル径、コンロッド径、ピストンリング合い口隙間、バルブパットシム厚み等)
2、分解点検後、判明不良箇所(全クランクメタル磨耗、全ピストンリング磨耗、クランクシャフトスラストメタル接触部が段付磨耗過大で既製のアンダーメタルでは補えない。シリンダーブロック側で2番シリンダーライナーOリング接触部が浸食されて欠けている。)
結果、このエンジンを修理するにあたって、クランクシャフトとシリンダーブロックの修正で費用が嵩みそうなので
今現在、違うエンジンを探しています。(あまり費用のかからないオーバーホールベースのエンジンがあればいいんですが)